Mio treno - A che ora parte il prossimo treno?-

自分の持っている鉄道模型や大好きな近鉄を中心として話題展開しているブログです。

大好きな駅〜近鉄 河内国分 その1〜

鉄道と言えば、駅。出会いと別れ、旅立ち、帰省、人間にとって色々な人生のドラマが繰り広げられる。竹内まりやさんも「駅」そのものをテ―マにした歌を歌っている(ただ、僕は個人的には中森明菜さんの歌の方がいい)。


電車に乗ると様々な駅を通過したり、停車したりする。日常、電車に乗って同じ路線を利用していても、全ての駅に降りる訳ではないし、駅の名前だけで、そのまちを知らないということは多々ある。


大阪駅や京都駅のようにデザイナーに依頼されて特別に作られる駅もあるが、電車の乗り降りや乗り換え、待避待ちという機能性のために作られる駅が大半だろう。


でも駅にはそのまちの空気感や雰囲気を感じるような何かがある。


我が故郷の駅もそんな駅の1つにすぎない。特に何の変哲もない橋上駅舎。でも、僕はこの駅が大好きだ。近鉄 河内国分駅。


(河内国分停車後、大阪上本町にむかう急行)


2面4線の急行停車駅。大阪(鶴橋)から近鉄大阪線にのり、東大阪市布施をすぎ、八尾市内を抜け、東に見える山々が青から緑に色が変わると、葡萄畑が目に入り、大和川を渡る。川を越えてすぐに見えるのが河内国分駅だ。東京には国分寺(こくぶんじ)というところがあるが、ここはかわちこくぶ(かわちこくぶんではない。)と読む。聖武天皇の命で建てられた河内国分寺があったようだが、今はもうないが、河内嵐山の異名を持つ。この駅から徒歩で10分ほど、大和川を渡ると、JR大和路線の駅、高井田駅がある。



この駅では、急行と普通、区間準急の緩急接続が頻繁に行われ、多くの人が乗り換えていく。もちろん、全員が改札口を抜けるわけではない。


急行停車駅のわりにはホ―ム有効長6両、ホ―ム幅も広いとはいえないが、時間帯によっては上り、下りの列車4本がこの駅に堂々と並ぶ姿を見ることができ、それを見るのが僕は大好きだ。