Mio treno - A che ora parte il prossimo treno?-

自分の持っている鉄道模型や大好きな近鉄を中心として話題展開しているブログです。

金剛バスを思う、その(1)

今年、一番驚いたニュース。9月に飛び込んできた、まさか、まさかの金剛バス廃止







6月ごろ、タクシー事業から撤退し、心配はしていた。時々、富田林に行くたびに、バスをのぞきこむと、お客さんは少ない…。昼間だからということもあったかもしれないが、その後のいろいろな記事などを見るとやはり赤字に苦しんでいたことがわかる。


金剛バスにはいろいろな思い出がある。おそらく、地元の人にとっては余計にそうではないだろうか。「バスがなくなるとさみしい」といったコメントがあちこちにあった。




今は富田林を離れてしまったが、子供のころ、この緑色のバスにお世話になった。富田林の市内(東條、彼方、大伴地区)、太子町、河南町、千早赤阪村、この地域をカバーしていたバス会社。物心ついたときから一番近くにあった公共交通機関といえば、金剛バスだった。


供の行動範囲は狭いから、駅近くのダイエーや西友に買い物に行くときも、学校の登下校も、外の世界に連れて行ってくれるのは金剛バスだった。



だからこそ、このバス廃止を聞いたときは、自分の思い出の一部が削り取られるような気がして、大変胸が痛んだ。廃止されて、南海バスや近鉄バスが富田林駅に並んでいるニュースを見ても、まだ、信じられない自分がいる。