Mio treno - A che ora parte il prossimo treno?-

自分の持っている鉄道模型や大好きな近鉄を中心として話題展開しているブログです。

とかち 183系~熱き心に~

~北国の 旅の空 流れる雲遥か 時に人恋しく~ 


今年の冬は暖冬、確かそう聞いた。でも、やっぱり寒い。ここ数日は、特に寒い。強烈な寒波が居座り、先日、北海道 陸別町はマイナス30度とか。北海道を走る鉄道はこんな寒さに挑んでるんだ!鉄道を支える方々の仕事を思うと、本当にすごいなって思う。そんな中、ちょっと前にやってきたのが、183系 とかち色。




昔、2階建てのキサロハを含んだスーパーとかちを買ったことがある。こちらには、キサロハはいない。でも、この183系、いいな。そのキサロハを組み込むのもいいかな。




この模型を見ながら、この列車が雪を散らして進む姿を想像していて、ふっと頭の中を流れた歌がある。熱き心に。この歌が流行ったのはもう30年以上も前か。当時、小学生だった僕には、小林旭さんというおじさまが歌っている演歌(?)ぐらいにしか思っていなかった。





でも、人生を重ねた今になってわかることだが、この歌、実は、作曲は大滝詠一、作詞阿久悠というすごいコンビ。音楽の作り、歌詞、どれを取っても、すごい完成度。確かに、よく聞くとこれは本当に大瀧詠一サウンドだよね。


森進一の冬のリビエラも大瀧詠一サウンド。こちらは、作詞は松本隆氏。どっちも、ダンディズムの香りがするんだけれど、僕は熱き心にの何とも言えない素朴だけど情熱のこもった歌詞にの方が好きだ。


歌詞と曲のスケールは非常に大きく、この曲って爽やかな長調の曲なんだけど、途中でマイナーが入り込んで、8分の連打で、心をかき乱すというか胸が締め付けられる感じがする。でも最後は転調して、華やかに終わる。


名曲というのは時間が経っても色あせない。鉄道もそうなんだろうか。いつ見ても、いいなと思えるデザイン(配色も含めて)はあるものだ。





この色の183系が雄大な北海道の大地を颯爽と駆け抜けるのを想像するだけでも楽しい。


~オーロラの 空の下 夢追い人 一人 風の姿に似て 熱き心 きみに~