281系 はるか~遥か、遥か、遠くへ~
1994年9月。関西国際空港が開港。今まで伊丹空港(大阪国際空港)を使用していた、関西人にとって、24時間使える関西国際空港への期待はどのようなものだっただろうか。
新しい関西空港から、様々な飛行機が外国へ旅立つ。英語のアナウンスの響く新しい空港を颯爽と歩き、ゲートをくぐる。そのような光景にワクワクした1人だった。
そのような90年代、京都と関空間を走り始めた特急はるか。古都、京都を思わせる「はんなりとした」、「日本らしい」名前、空を連想させる名称ということから選ばれたようだ。ただ、「流星」や「はばたき」の名前も候補にあがっていたようで、個人的には「はばたき」もいいような気もするが、少し、弱いような気もする。
今回、リリースされたこの281系、ずいぶん遅いリリースだなあ。KATOから出ていたから、そちらの製品を持っている人も多いだろう。昔、僕もKATOのはるかを買おうかとカタログを眺めていたことがあったが、なぜか、買わなかった。(他へ目がいったのかな?)
6両編成の基本セットを購入。なぜか、基本的な車両よりも、ハローキティの車両の方が先にリリースされた。
クハ281(ブルーとホワイトが爽やか。)
このはるかに関しては、関西空港へ行かなくても、ラッシュ時に新快速に30分(以上)も立ったまま乗りたくないな、ちょっと贅沢しようなんていう時に、京都ー新大阪間とか、京都ー天王寺間とかそういった区間で利用することもある。
(こちらはクロ280。)
白い車体に青い色、空を思わせる色もいい。車内は、いつも大きなスーツケースを持った外国人観光客が乗車している。アナウンスの英語はもちろん、車掌さんも英語で対応していたりして、国際的な車内( ^)o(^ )!
(モーター車281、走りも良好)
この車両を眺めていると、そういうざわめきが聞こえてきそうだ。この列車の先に、関西空港、そのはるか向こうの未知の世界へと導いてくれる、特急はるか。新しい希望へとつながる列車だ。(下はサハ281)
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