Mio treno - A che ora parte il prossimo treno?-

自分の持っている鉄道模型や大好きな近鉄を中心として話題展開しているブログです。

しなの鉄道115系乗車記その3~台湾鉄道色 小諸なる古城のほとり~ 

坂城駅で169系とサヨナラし、次のお目当ては、最近登場した配色の115系。




しなの鉄道と台湾鉄路管理局との交流事業の一環として、塗られた台湾の鉄道の色に塗られた編成。黄色とオレンジの鮮やかな配色。車体は、薄いイエロー、ベージュ、ブラウンな組み合わせ。




インターネットのニュースで見て、会いたくなった。しなの鉄道は本当にいろいろなことを考えて次から次へと展開している、本当にすごいな!!




この列車で小諸まで。小諸でいったん下車。ちょっと観光として懐古園に行ってみたくなった。もう、紅葉の時期は終わっていて、落ち葉がたくさん。もう冬の様相。平日のため、観光客もまばら。もう2週間早かったら...でも、仕事で休みとれなかったから仕方ないよね。






今回は、懐古園の散策と、まず、島崎藤村の記念館を訪問。


~小諸なる古城のほとり  雲白く遊子かなしむ~


島崎藤村の名前はもちろん知っている。「破壊」の作者であることも。でも、恥ずかしながら、読んだことがない!!


でも、記念館で、藤村という人間の一生が紹介されていた。教師として英語や国語を教え、懐古園で青空教室もしたことがあったとか。非常に穏やかな人だったそうで、もし出会えていたら、枕草子の授業とか受けてみたかったな、なんて思った。


展示の中で、藤村の言葉も記されていた。「自分の目の前の太陽を追いかけるよりも、自分のうちの中に高く太陽をかかげるべきだ」みたいなことが書いてあって、感動。


人間は時として避けられない悲しみや絶望に出会うことがある。この人も自分を奮い立たせ、人生を送ってきたんだな、と思いがけない出会いに感動。旅行をしていると時間を超えて素晴らしいめぐり逢いをする、そういう時間だった。





もう1つ、小山敬三美術館を訪問。実は僕は美術にはうとい。最近も知り合いと、「美術館って行ったらどうしたらいいかわからない~」なんてちょっとバカなことを話していたけれど、チケットに含まれていたから、たまには絵を鑑賞してみるのもいいかな、なんて軽い気持ちで行ったら、よかった!!


僕は浅間山の絵が飾られていて、素直にいいと思った!赤い浅間山、雪の白い浅間山、迫力があって、気にいった!!(たぶん、著作権のことがあるから、パンフレットでも画像はのせられないよね?でも、コンサートとおんなじで、その絵をその場で見るのが一番いいんだろうね。)ゆったりとした、リッチな気分を味わえた。



これで、懐古園のもみじがあれば、もう言うことなし、なんだけれど、欲を言えばきりがない!





小諸城の大手門を見て、駅へ引き返す。


そのあと、さっき乗っていた、台湾色の115系が軽井沢から引き返してきて、再び乗車と思ってたら、なんと、長野色がホ―ムに!



ラッキー!





その後、軽井沢へ~