Mio treno - A che ora parte il prossimo treno?-

自分の持っている鉄道模型や大好きな近鉄を中心として話題展開しているブログです。

L特急あさま 489系 ~EF63系機関車の証言~

大好きな西村京太郎さんのトラベルミステリー。最近は列車とそれにかかわった人々の心理描写が多くなっているような気がする。でも、昔は、列車そのものの時刻表のトリックや列車の構造を使ったアリバイをどのように崩すかに焦点が合って、非常にわくわくしたものだ。
トラベルミステリーといえば、土曜ワイドの亀さん(愛川欽也さん)と十津川警部(三橋達也さん)のコンビが初期~中期のころの名作を支えていて、雷鳥、白鳥、など名列車がよく登場していた。


その中でも様々なバリエーションが出てきて、最近では、沢口靖子さんの鉄道捜査官シリーズが列車のダイヤのトリックを使った割と昔の作品を現在にリメイクして作られていて見ていて楽しい。


長編もさながら、短編として書かれた作品にも面白いものがあり、ドラマ化されたが、特に僕が好きだったのが、火曜日のミステリー枠で放送された、河合奈保子さん主演のトラベルミステリー。第1作、新特急谷川、第2作、振り子電車くろしお、そして第3作が特急あさまが作品の中心になった。


あさまというと僕はどうしてかあさま山荘事件というのを怖い事件を連想してしまうが、東京の人々にとっては避暑地、軽井沢にむかう、明るい電車だったのかもしれない。


テレビに出ていたのは国鉄色のあさま。EF63系の機関車に押されてあさまが碓氷峠をこえる場面や、横川での連結、釜飯を買うところなどがあって、う~~ん、やっぱりいいなぁ、と思ってしまう。新幹線で早く着くのもいいけど、やっぱりこういう風景は残ってほしかったな、、と思ってしまう。


TOMIXから去年発売された489系あさま。あさまは189系も発売されていたりするが、僕はこのヘッドマークが小さめの、貫通扉が埋められたこの形式の顔にすごくひかれる。カラーリングにしてホワイトにグレーというどちらかというとシックな色合い。この列車も多くの客の夢を乗せて走ったんだろうな。。